スカウトエアガンズ

【独自のバルブ機構】

空気銃（PCPエアライフル）において、バルブの開閉というテーマについて業界として共通した考えを持っているとすれば、それは 如何に素早くバルブを開き、連続した動作の中、如何に素早く閉じることが出来るか。結果としてエアーを無駄にせず、パワフルでありながら安定した精密な射撃を実現する。スカウトエアガンズ社創業者ガードナー氏が目指し、辿り着いたプレシジョンエアライフル。それがエピックです。この点については、弊社でも図解を用意し、ご購入検討のお客様への参考資料に戴ければと考えております。

【狩猟中における雨】

ペイントボール業界で長年培った経験と技術力。水とは常に隣り合わせのペイントボール競技においても、メーカーとしての確かな実力を認められてきた創業者のガートナー氏率いるスカウトエアガンズ社。ハンティング？ もちろん、言うまでもなく問題ありません。

【HPRとLPRレギュ】

エピックにはHPR（ハイプレッシャーレギュレーター）とLPR（ロープレッシャーレギュレーター）が備わっています。HPRはプレナム室内の圧力を管理及び制御し、LPRはバランスドバルブの開閉を厳格にコントロールするソレノイド機構の圧力制御をつかさどっています。エピックの場合、LPRは工場出荷時に最適化された状態に設定されている為、HPRを使った調整が基本となります。もちろん、LPRを使った調整が求められる場合もありますので、このさき追記して参ります。

【バランスドバルブ】

エピックの最も特徴的な機能美のひとつは独自のバルブシステムです。エピックは、一般的な空気銃が採用しているバルブを開くための従来的なハンマースプリング機構を内蔵していません。プレナム室内にレギュレーテッドバルブを内蔵しています。レギュレーター管理されているプレナム部は、バランスドバルブによる恩恵により閉じたままです。エピックのエレクトロニックトリガーがバランスドバルブの空気圧を変えるソレノイド機構を制御（バルブの開放）し、上述のLPRによりバランスドバルブの開閉をコントロールするソレノイド機構の圧力が厳格に制御されています。 

【トリガー機構】

スカウトエアガンズ社が採用しているソレノイド機構のトリガーシステムは上述の独自バルブ開閉機構と併せ、空気銃業界の他社メーカーが採用しているエレクトロニックトリガー（電子トリガーシステム）とは大きく異なるものです。この点についても図解と併せてご購入のための参考資料を準備して参ります。
 

【結論】

エピックは特別な専門知識やセッティングを必要とせず、ペレットに加え、スラッグもご使用戴けるパワフルかつ、プレサイスなエアライフルです。空気銃本体の構成部品がモジュール化されている交換式パーツのため、メンテナンスも非常に容易です。細かなセッティングは苦手だけど、機能的にも性能的にも満足度の高いエアライフルを所持したい。というお客様、ぜひ一度ショールームへお越しください。